風神窯春一番 第5回片山一旭川展

005 舗道に立つと、積雪がかさこそと音を立てている。雪が融けているのだ。片山さんの5回目の発表会が、目前に迫った。この1年間のたゆみない精進が実って、今年は「掻き落し」や、「墨流し」などの技術も、数段の進歩を遂げた。創作の態度にも余裕が出来て、今年は色数も多くなった。生活に密着した皿やどんぶりや鉢などが、また私たちの台所を豊かなものにしてくれるだろう。どうやら楽しい個展になりそうである。

三浦綾子(作家)

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